← 解説一覧

配線の色分け:接地側(白)と非接地側(黒)

最終更新: 2026年8月29日

電源の2本の電線

一般的な単相100Vの回路では、電源から2本の電線が来ています。

  • 接地側電線(白):大地に接続されていて、対地電圧がほぼ0V。「N(ニュートラル)」とも呼びます。
  • 非接地側電線(黒):対地電圧が約100V。「L(ライブ)」とも呼びます。

この2本を負荷(照明など)につなぐと電流が流れて点灯します。

原則1:接地側(白)は負荷へ直接

接地側電線(白)は、スイッチを通さずに負荷まで配線します。

照明器具では、ランプレセプタクルの受金(ねじ部)引掛シーリングの W と表示された端子が接地側です。ここに必ずをつなぎます。

なぜ?

もし受金側(人が触れやすい金属部分)に非接地側(黒)をつなぐと、スイッチを切っていても受金部に約100Vがかかったままになります。電球を交換するときに感電する危険があるため、受金は必ず接地側(白)にします。

原則2:非接地側(黒)はスイッチを通す

非接地側電線(黒)は、スイッチを経由してから負荷の中心端子(ランプレセプタクルの先端)につなぎます。

スイッチを黒線側に入れることで、スイッチを切れば負荷側が電源から完全に切り離され、電圧が残りません。

3色目:スイッチと負荷の間(複線図では赤で表現)

スイッチの出口から負荷へ向かう電線は、電源の黒でも白でもない「スイッチが入っているときだけ電圧がかかる線」です。実際の工事では黒や赤を使いますが、当サイトの複線図ではで描いて区別しています。

まとめ

電線 つなぎ方
接地側 電源 → 負荷の受金(W)へ直接
非接地側 電源 → スイッチ → 負荷の中心へ

200V回路ではこの考え方が変わります(2本とも非接地側)。詳しくは200V回路のカテゴリで練習できます。

複線図の描き方(5ステップ)

← 解説一覧へ戻る