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複線図とは?単線図との違いと、描く目的

最終更新: 2026年8月29日

単線図と複線図

配線図には「単線図」と「複線図」の2種類があります。

  • 単線図:電源・スイッチ・照明・コンセントなどのつながり方(どの機器がどの機器につながるか)だけを、1本の線で表した図です。試験ではお題として与えられます。
  • 複線図:実際に施工するときの電線そのものを、1本1本ぜんぶ描いた図です。どの端子にどの色の電線をつなぐかまで表します。

単線図は「間取り図」、複線図は「配線工事の設計図」とイメージすると分かりやすいでしょう。

なぜ複線図を描くのか

第二種電気工事士の技能試験では、単線図だけが提示され、受験者はそれを見て実際に器具を結線します。頭の中だけで正しい結線を組み立てるのは難しいため、まず複線図に書き起こしてから作業するのが定石です。

複線図を正しく描けるようになると、次のことが分かります。

  1. 必要な電線の本数(2心か3心か)
  2. どの端子にどの色の電線をつなぐか(極性)
  3. 電線の接続点(リングスリーブや差込形コネクタを使う箇所)

学科試験でも「この単線図に対応する複線図はどれか」という形で出題されます。

複線図を描くときの基本ルール

細かい手順は複線図の描き方で説明しますが、まず押さえるべき原則は2つです。

  • 接地側電線(白)は、スイッチを通さずに負荷(照明など)へ直接つなぐ。
  • 非接地側電線(黒)は、スイッチを通してから負荷へつなぐ。

この2つを守るだけで、点滅回路の複線図はほぼ正しく描けます。理由は次の記事で説明します。

配線の色分け:接地側(白)と非接地側(黒)

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