複線図でよくある間違い(と対策)
複線図の練習で選択肢に登場する「誤り」は、実際の技能試験でも欠陥になりやすいポイントです。
1. 極性の誤り(受金に非接地側をつなぐ)
ランプレセプタクルの**受金(ねじ部)**や、コンセントの W 端子に、非接地側電線(黒)をつないでしまうミスです。
対策:受金・W 端子には必ず接地側電線(白)。「白は受金へ直行」と覚えます。詳しくは配線の色分け。
2. スイッチを接地側(白)に入れる
スイッチを非接地側(黒)ではなく接地側(白)に入れてしまうミスです。消灯しても負荷側に電圧が残り危険です。
対策:「スイッチは黒線に入れる」。電源の白は必ず負荷へ直接。
3. 旅行線(わたり線)の不足 — 3路・4路
3路スイッチ2個の間は、1番どうし・3番どうしの2本をつなぎます。1本しかないと、スイッチの組み合わせによって点かない状態ができます。4路スイッチも同様に2本の旅行線の両方に入れます。
対策:「3路スイッチ間は必ず2本」。電源と負荷は**0番(共通)**に。3路スイッチの練習。
4. コンセントの送り(渡り線)忘れ
コンセントを2個以上連用するとき、接地側どうし・非接地側どうしを渡り線でつなぎ忘れると、2個目に電気が来ません。
対策:連用器具は「接地側どうし」「非接地側どうし」を渡す。露出形コンセントの練習。
5. 200V回路に接地側(白)を使う
単相200Vは電源の2本とも非接地側です。100V回路と混同して白線を使ったり、接地線(緑)を刃受けにつないだりするミスがあります。
対策:200Vは「白は使わない」「接地線(緑)はコンセントの接地極だけ」。200V回路の練習。
6. パイロットランプの接続方式の取り違え
「同時点滅」はパイロットランプを負荷と並列に、「常時点灯」は電源に直結します。回路図の指示と逆にすると動作が変わります。
対策:指示(同時点滅/常時点灯/異時点滅)を先に確認してから結線。複合回路の練習。
これらは当サイトの4択の「誤り」パターンとしても出題されます。実際に選んで、なぜ誤りかを解説で確認すると身につきます。