候補問題No.8の複線図|リモコンリレー(端子台)

第二種電気工事士 技能試験・令和8年度(2026年度)の公表問題 No.8 を、複線図に描き起こして解説します。

問題の概要

施工省略:リモコンスイッチ・リモコン変圧器などの操作側、引掛シーリング ハ

複線図(当サイト作成)

アウトレットボックス施工省略電源100Vイロハイロハリモコンリレー(主回路側)

白=接地側黒=非接地側赤=スイッチから負荷へ(返り線)●=ボックス内の接続点

※ 電源は白を上・黒を下の端子として描いています。リレーへの2本のうちどちらを電源側にしても、点滅のしかたは同じです(上期試験でも、黒と白が入れ替わっていても欠陥としない扱い)。
電線の色は、回路上の役割で塗り分けています。図記号は見分けやすさを優先して一部簡略化しています(例:ランプレセプタクルは試験の図ではⓇですが、この図では丸に×で描いています)。実際に使う電線の色(ケーブルの心線色)は、試験問題の施工条件に従ってください。 公表された単線図は電気技術者試験センターのPDFで確認できます。

どのスイッチで何が点くか

複線図の描き方

  1. 電源の白(接地側)を、引掛シーリング イのW端子・ランプレセプタクル ロの受金・引掛シーリング ハのW側へつなぐ(4本の接続)。
  2. 電源の黒(非接地側)を、リモコンリレー イ・ロ・ハそれぞれの主回路側の片方へつなぐ(4本の接続)。
  3. リモコンリレー イの残りの端子 → 引掛シーリング イ、ロ → ランプレセプタクル ロ、ハ → 引掛シーリング ハ、と1本ずつ返り線をつなぐ。
  4. 各リレーへは2心ケーブル1本(黒+返り線)。リレーどうしを渡り線でつながない。

ボックス内の接続とリングスリーブ

接続点ごとに、集まる電線の太さと本数から、リングスリーブの大きさ・刻印と、差込形コネクタの種類が決まります。 どのボックスでリングスリーブ・差込形コネクタを使うかは、本番の施工条件で指定されます。 選び方の早見表はリングスリーブの選び方にまとめています。

アウトレットボックスリングスリーブなら:小(刻印○)×3、中×2

接続点つなぐ電線リングスリーブ(刻印)差込形コネクタ
接地側(白)電源(2.0mm)、引掛シーリング イ(W)(1.6mm)、ランプレセプタクル ロ(受金)(1.6mm)、引掛シーリング ハ(W・施工省略)(1.6mm)中(中)4本用
非接地側(黒)電源(2.0mm)、リモコンリレー イ(1.6mm)、リモコンリレー ロ(1.6mm)、リモコンリレー ハ(1.6mm)中(中)4本用
リレー イ〜引掛シーリング イ(赤)リモコンリレー イ(1.6mm)、引掛シーリング イ(1.6mm)小(○)2本用
リレー ロ〜ランプレセプタクル ロ(赤)リモコンリレー ロ(1.6mm)、ランプレセプタクル ロ(中心)(1.6mm)小(○)2本用
リレー ハ〜引掛シーリング ハ(赤)リモコンリレー ハ(1.6mm)、引掛シーリング ハ(施工省略)(1.6mm)小(○)2本用

電線の本数

区間電線の本数
電源 〜 アウトレットボックス2本(VVR2.0-2C)
アウトレットボックス 〜 リモコンリレー(各)2本(2心ケーブルを1本ずつ、計3本)
アウトレットボックス 〜 引掛シーリング イ2本
アウトレットボックス 〜 ランプレセプタクル ロ2本
アウトレットボックス 〜 引掛シーリング ハ2本

欠陥になりやすいポイント

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ほかの候補問題

※ 令和8年度(2026年度)の公表問題(一般財団法人 電気技術者試験センター)をもとに、当サイトが独自に複線図を作成しました。公式の図は転載していません。 寸法・電線の種類・使用する器具などの詳細は試験問題で指定されます。必ず本番の施工条件に従ってください。